『ブリッジと入れ歯治療』
◻️ブリッジの良いところ
●「良い点」取り外す必要がなく、使い勝手がよい。
ブリッジの一番良い所は、取り外す必要がないので日常生活での使い勝手が良いことです。
また食事の時も、天然の歯とほとんど同じ様に咬むことができます。
◻️ブリッジの心配なところ
●「心配点❶」支えている歯に1.5倍の負担がかかり、根が折れたりする。
ブリッジは失った部分を、前後の歯で支えている構造です。そのために、支えている歯には1.5倍の負担がかかります。
特に神経を取っている歯は折れたりして抜歯になりやすいです。
●「心配点❷」健康な歯も大きく削るので歯の寿命が減る。
ブリッジをするには、健康な歯でも削る必要があります。虫歯ではないのに、大きな虫歯になった歯と同じ状況になります。
当然、歯の寿命が減ってしまいます。
・使い勝手は比較的良いのですが、支えている歯の負担が非常に大きいのがブリッジ治療です。
支えの歯の状態によっては注意が必要です。
『入れ歯治療』
◻️入れ歯の良いところ
●「良い点❶」歯をほとんど削らないで治療ができる。
入れ歯のバネがかかる部分の歯を少し削りますが、大きく削る必要はありません。
●「良い点❷」歯ぐきでも力を支えてくれる。
ブリッジは、前後の歯だけで力を支えています。ただ、入れ歯は歯ぐきでも力を支えてくれるので、周囲のバネを掛けている歯の負担は多少軽減します。
◻️入れ歯の心配なところ
●「心配点」見た目と使い勝手が悪い
入れ歯で多くの人が心配されるのが、やはり見た目と使い勝手です。
どうしても金属のバネが見えたりします。
また取り外し式である以上何かの拍子に外れることもあるのがデメリットだと思います。
人との外食の時が心配と言われる患者さんも多いです。
・入れ歯は残っている歯をほとんど削りませんが、日常の使い勝手が一番心配な点です。
ただ入れ歯を作ったけど使わないでそのままにしておくと、お口全体の大きなトラブルになるのでご注意ください。
2024年06月09日 20:13