MEDICAL
歯周病は、歯を支える歯周組織を破壊して最終的には歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。
自覚症状が少なく、気づいたときには進行していることが多いため、
伊丹市の歯医者 ハピカ歯科クリニックの定期メンテナンスで、早期発見・早期治療を行いましょう。
CHECK!
あなたのお口は大丈夫?
一つでも当てはまる方は歯周病の疑いが
強いため、
早期受診をお勧めいたします。
【ステップ1】レントゲンを撮影し、歯を支えている骨の状態や歯石を確認します。
【ステップ2】歯と歯肉の隙間の深さ「歯周ポケット」を測定します。歯周病ポケットが深いほど、歯周病は進行しています。
【ステップ3】歯の動揺度を調べます。
上記の検査をした後、症状に合った治療を進めていきます。
歯周ポケット2〜4㎜
歯周炎【症状】歯を支える骨にはほとんど影響がない状態です。
【治療法】ご自宅で正しい歯磨きを続ければ、健康な状態に回復することができる段階です。歯科医院では専用のスケーラーを使用して、歯に蓄積した細菌の塊「歯垢」と、歯垢が時間とともに硬化して歯磨きでは取り除けなくなった頑固な「歯石」を取り除く「スケーリング」を行います。定期的に歯科医院でのクリーニングで除去していけば、歯周病の進行を抑制・予防することできます。
歯周ポケット3〜5㎜
軽度な歯周炎【症状】歯石が歯周ポケットの中にも付着していて、歯肉に炎症が見られる状態です。
【治療法】この段階になると、骨にも多少の影響が現れます。歯周炎と同様に、歯科医院にてスケーリングを行い、ご自宅で正しいブラッシングを実施しましょう。さらに数週間後に再度歯肉の状態とホームケアの状況を確認させていただき、症状が改善されていれば、3ヶ月に一度の定期検診に移行します。
歯周ポケット4〜7㎜
中度の歯周炎【症状】骨に影響が現れることで、歯が動揺(グラつき)している状態です。ブラッシング時だけでなく、何もしていない時でも歯肉から出血することがあります。
【治療法】中度の歯周炎では、通常のスケーリングでの改善が難しいことが多いため、その際は歯茎の奥の歯根にまで侵食した歯垢・歯石を徹底的に除去し、歯の表面を磨いてツルツルにすることで汚れの再付着を防ぐ「ルートプレーニング」を行います。そして数週間後に歯肉の状態などをチェックしたら、前回歯肉に隠れていた歯石も取り除きます。その後さらに期間を空け、再度歯周ポケットを測定します。
歯周ポケット6㎜以上
重度の歯周病【症状】歯が大きくグラついていたり、強い痛みが現れることがあります。骨にはかなりのダメージがあり、出血や口臭などの症状も伴う場合があります。
【治療法】重度の歯周病は、通常のスケーリングやルートプレーニングでは改善が難しくなるため、「歯周外科治療」が必要となります。歯茎がひどく腫れたり肥大している場合は、患部を切除することもあります。
必要な状態であればしっかり治療致しますのでご安心ください。 歯を長く残すためには、虫歯だけでなく歯周病の対策も重要だと思っております。
院長
歯石が付着しやすい場所がありそういうところに歯ブラシをしっかりしていてもどうしても唾液の中にカルシウム成分が多い人は歯石がつきやすくなる場合もあります。
そのためのケアの仕方というのもあるので、一度ご相談ください。
院長
お口の中の病気が口臭の原因だった場合は、しっかりとした歯周病の治療が必要だったり、正しい歯ブラシの当て方、ケアのタイミングなどを詳しく細かく伝えることがたくさんあります。
一度、歯医者さんで歯周病の検査をされてから治療を行われた方がいいと思います。
院長
年をとるとなってしまうわけではなく、ご自身が病状に気づくまでに時間がかかる病気なので、結果、年をとってから気づかれる方が多いということだと思います。
院長