80歳で何本の歯が 残っているか想像したことがありますか?
歯は親知らずを入れて32本あります。 80歳の時に23本くらいになってしまう? それとも20本くらい・・・?
あまり考えたことがないと思いますので、想像するのも、なかなか難しいと思います。
しかし、実際には80歳では、 歯の半分を失い15〜16本になります。
自分の歯が半分無くなった状態を想像できるでしょうか? しかも、歯を失う時は、ほとんど奥歯から無くなるので非常に噛みづらくなります。
今、歯がある方にはなかなか想像しづらいと思いますが、これが日本の現状です。多くの方が、80歳の時には半分の歯を失っているのです。
そして、この「歯 を失う」と言うことを実感することになるのが、ほとんどの人が50歳くらいからです。そこからは急速に歯を失っていくのです。
歯を失う原因は決して『加齢』ではありません!
どんな方でも80歳で半分の歯を失う人生を送らなければならないわけではなく、しっかり原因を把握し対策をしていけば80歳でほとんどの歯が残っている状態にすることも可能ということです。
原因をしっかり見極めて対策すれば歯を残すことが可能になります。
歯の寿命を伸ばすために、
痛いところだけを治すのではなく、現状のお口の中を分析し、一人ひとりへの適切な予防・治療が必要です。