ハピカ歯科クリニック|伊丹市行基町の歯医者さん

【伊丹市行基町の歯科医】阪急伊丹駅徒歩5分。カウンセリング重視で、痛みの少ない治療をモットーに治療を行います。急なご予約も随時受付。

HOME ≫ ブログページ ≫

WEB LOGブログページ

ある日の休日

RE44803514-88D3-4DF6-A21F-0F2FEF43A4EC - 山西瑛二

こんにちは。院長の山西です。
8月も終盤ですが、
まだまだ日中の暑さは油断ができません。
熱中症への警戒はもちろんのこと、
この時期は夏の疲れから来る体調不良にも
気をつけたいところです。

「歯が痛む」「歯がしみる」といった
お口の症状がでた場合には、
どうぞお早めにご来院ください。


さて、先日子供と一緒に
西宮ガーデンズに行ってきました。
 
RE44803514-88D3-4DF6-A21F-0F2FEF43A4EC - 山西瑛二

屋上庭園は芝生が広がり
緑豊かで気持ちの良い場所でした。 

噴水もあるので
夏の水遊びスポットとしてもおすすめです。

うちの子は頭からつま先まで水を浴びて
全身で水遊びを楽しんでいました。


CBAC2DD2-1A5B-4FFE-A95C-D4959C25999D - 山西瑛二

お昼にはイタリアンで食事。 

D4FADD70-2D0F-4680-B5E6-65F90B200AAD - 山西瑛二

たくさん遊べて子供はよっぽど楽しかったのか
店内でも走り回るほどの喜びようでした。

そんな姿を見ていると
こちらも元気をもらえます。

仕事柄どうしても休みが少ないので
休日はこうして子どもと一緒に遊ぶことが多いです。

わずかな時間も濃密な時間にして
家族の思い出をたくさん作り
オンもオフも充実した日々を過ごしたいと思います。


【医院からのお知らせ】
お盆も営業しております。

 

 

ハピカ歯科クリニック
〒664-085
兵庫県伊丹市行基町3-3
TEL:072-769-8722
URL:https://hapika-shika.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/FhkfPkPBtW2UrSN99

2024年08月22日 10:57

口腔ケアが命を守る!歯周病と心臓病の密接な関係

SDN_2408_001_a072924

こんにちは。院長の山西です。
8月に入り、いよいよ夏本番となりました。
厳しい暑さが続きますが、
こまめな水分補給と体調管理を心がけ、
この夏を乗り切っていきましょう。

さて、8月10日は
「健康ハートの日」です。
810=ハートの語呂にちなみ、
心臓病の予防キャンペーンの一環として
日本心臓財団が提唱しました。

日本人の死亡原因第2位の心臓病
歯科とも密接に関わっており、
口腔ケアが不十分だと
心筋梗塞などの重篤な病気に
かかりやすくなることが
わかっています。

そこで今回は、
あまり知られていないお口と心臓の意外な関係や
そのリスクについて、詳しく解説していきます。

 

 

◆歯周病になると
 心臓病のリスクが2倍に!?

「歯周病」と聞くと、
お口だけの問題と感じるかもしれません。

しかし、近年は世界各国の研究によって、
歯周病が全身のさまざまな病気と
関係していることがわかってきました。

心臓病もそのひとつで、
国内で実施されたある調査では、
歯周病の疑いが強い人は、
そうでない人と比較して
心筋梗塞の発症数が約2倍に上るとの
データが報告されています。

 

これまで、心臓病の危険因子としては
高血圧や肥満、喫煙などが
主に挙げられていましたが、
ここにきて「歯周病」
無視できない存在であることが
明らかになってきたのです。

 

 

◆歯周病が心臓に影響するのはなぜ?

歯周病と心臓病、
一見すると無関係に思える
この2つの病気に
いったいどのような関わりがあるのでしょうか。

そのメカニズムについては、
現在までに次の2つの説が
考えられています。

1つは、歯周病菌が血流に乗って心臓へ運ばれ、
血管に炎症を起こすという説です。

この炎症によって心臓の血管の壁が厚くなると、
いわゆる「動脈硬化」が進行し、
狭心症や心筋梗塞を引き起こします。

実際に、動脈硬化を起こした患者さんの
心臓の血管を調べた研究では、
数種類の歯周病菌が
発見されたという報告があります。

 

もう1つは、歯ぐきの炎症そのものが
心臓病をはじめとする
全身の病気の引き金になるという説です。

歯周病で歯ぐきが腫れると、
その部位からは炎症に関連した
さまざまな物質が放出されます。
これらの物質が心臓に運ばれると、
血管などに悪影響を及ぼすことがわかっています。

 

 

◆命を守るためにも歯を大切に!

生活習慣病の予防といえば、
「食事」「運動」「禁煙」「睡眠」などが
重要視されてきました。

これらに加えて
「口腔ケア」も徹底することが、
今後の生活習慣病予防における
大切な取り組みになります。

健康診断だけでなく、
歯科での定期検診も欠かさずに、
常に良好なお口の状態を目指しましょう!

 

 

ハピカ歯科クリニック
〒664-085
兵庫県伊丹市行基町3-3
TEL:072-769-8722
URL:https://hapika-shika.com/
Googleマップ:https://maps.app.goo.gl/FhkfPkPBtW2UrSN99

2024年08月05日 13:34

【応急処置】歯が欠けた時の対応

91BB9521-CA8C-4EF2-87A5-1576CD9570C6
■歯が欠けた時の注意点

歯が欠けてしまったときの注意点をご紹介します。

・歯の破片はどうするの?

歯が欠けたとき、破片が見つからないことも珍しくありませんが、破片が見つかったらどうすればいいのでしょうか?
欠けた破片を再び歯にくっつけられる可能性はほとんどありません。
ですが、破片が見つかったのなら歯科医院に持っていくことをおすすめします。
なぜなら、破片と思っていたのが、実は歯そのものだったということもあるからです。
したがって、歯の破片か歯そのものか、判断に迷った時も、歯が抜けてしまったときと同じく、生理食塩水や牛乳に浸して、歯科医院に一度持っていってください。

・取れそうで取れない歯の破片は?

歯が割れているけれど、その破片が一部で歯にまだくっついていて、動いているけれど取れそうにないことがあります。
そんなときは、そのままの状態で歯科医院を受診してください。
中には破片を取り除くと、歯の神経が露出することがあり、もしそうなれば、かなり強い痛みが出るようになるからです。

・歯ぐきから出血していたら

歯を打った場合、歯と歯ぐきの境界あたりから、出血していることがあります。
歯と歯ぐきの境界あたりからの出血ならさほど心配することはありません。
自然と止まってくることが多いです。
ガーゼで歯の根元の歯ぐきを押さえていればすぐに止まります。

・唇から出血していたら

歯を打った際に、歯で唇を切ってしまうことがあります。
切り方にもよりますが、かなり出血してきます。
そのような時は、ガーゼで唇をギュッと抑えてください。
もし、ガーゼが手に入らない場合は、ティッシュペーパーでも構いません。
数分押さえれば、たいていは出血は落ち着いてきます。
もし、ガーゼで圧迫しても出血が落ち着かないなら、裂けた部分を寄せるように左右から圧迫してみてください。
そして、そのままガーゼで圧迫しながら、歯科医院を受診しましょう。

・唇に歯の破片が刺さっていたら

欠けた歯の破片が、唇に突き刺さっていることがあります。
唇から見える時もあれば、奥深いところに入り込んで外からは見えないときもあります。
たとえ、唇から歯の白い破片が見えたとしても取り出そうとはしないでください。
そのまま、裂けた部分の上をガーゼで圧迫して出血を抑えることを優先してください。
ガーゼで押さえると、破片が中に入り込んでしまうのではないかと心配する方がおられます。
大丈夫です、歯の破片が唇の奥に入り込んでも、取り除くことは可能です。
破片のことは気にせず、止血しましょう。

・歯が動いているとき

ケガをする前は動いていなかったけれど、ケガをした後欠けただけでなく、歯が揺れ動いている
こともあります。
そんなときは、動いている歯は触らないように注意してください。
手で触るのはもちろんですが、舌で触ってみたり、噛み合わせている歯を当ててみたりするのもやめてください。

・痛いけれど歯科医院にすぐにいけないとき

歯が欠けた場合は、早めに歯科医院を受診するのが一番ですが、休みの日や夜間など歯科医院が休診となっている時間帯にケガをすることもあります。
そのようなときは、欠けた歯以外の歯を使って食事をするなど、欠けた歯を刺激しないようにしてください。
また、痛みについては、ドラッグストアなどで販売している痛み止めの薬を使って、痛みをコントロールするといいでしょう。

・詰め物、被せ物が割れたときは

転倒して歯を打つと一部が欠けることがあります。
欠けたパーツを再び接着してくっつけることは難しいです。ただ、修復が可能な時がありますので
そのまま歯科医院を受診するようにしてください。

・もし抜けてしまった時の対応

 

まず、抜けた歯を探してください。

見つかったら、たとえ土などの汚れがついていても洗ったりせず、そのまま牛乳や生理食塩水などに保存して、できるだけ早く歯科医院を受診してください。

歯や骨の状態が良ければ、抜けた歯を元に位置に戻せる可能性があるからです。

歯が乾燥してしまうと、戻せなくなりますから注意してください。

抜けたところなどお口から出血している場合に血を止める方法は、圧迫です。

血が出ているところに、清潔なガーゼやティッシュを丸めて固くしたものを噛ませたり、当てたりしてください。

残念ながら、歯を戻せなかった場合は、抜歯となります。

その時は、失ったの歯の代わりとなるブリッジやインプラントなどの治療を受ける必要があります。



◻️まとめ

今回は、転倒して歯が欠けた場合の注意事項についてご紹介しました。
欠けた破片は、くっつけられる可能性はほとんどありません。
ですが、破片なのか、歯そのものなのか迷う場合は、歯だったら大変ですから歯科医院に生理食
塩水や牛乳に浸して持っていくといいでしょう。
破片が歯に一部くっついている場合は、無理に外さないようにしてください。
また、歯が刺さって唇などが裂けてしまった場合は、ガーゼなどで圧迫して出血を止めましょう。
夜間や休日などで歯科医院をすぐに受診できないときは、まずは止血を行った上で、ケガをした歯の安静を図り、市販の痛み止めなどを使って過ごすようにしてください。
2024年06月10日 06:40

【応急処置】唇を切った時の注意点(ぶつけて口が切れた)

417523A4-ABD3-4CDE-8D37-D0F70906F102
【応急処置】唇を切った時の注意点(ぶつけて口が切れた)


今回は「ケガや転んで唇を切った時の対応・注意点」を説明させて頂きます。


※唇を切った際に「歯が折れてしまった方」や「歯が欠けてしまった方」は、こちらを参照してください。
応急処置方法:【応急処置】歯が欠けた時の対応


■転んで唇を切ったとき

唇が裂けたようなケガをしたときにはどのような点に注意すればいいのでしょうか?
歯科医院を受診されたときに、しばしば聞かれることも併せてご紹介します。

・出血しているときはどうすればいいの?

出血しているときは、きれいなガーゼで傷口をしっかりと数分間押さえてください。
途中で止まったかなとガーゼを外すと、止まりかけていた血が再び出てくることがあるので、数分間はガーゼを外さずに押さえ続けるようにしましょう。
この血の止め方を圧迫止血法といい、たいていの出血はこれでおさまってきます。
唇が深く裂けているなど、圧迫止血法で止まりにくいときは、傷口を寄せ合うように押さえてみてください。
15分以上経過しても出血している場合は、口腔外科(こうくうげか)や歯科医院に受診しましょう。

・傷口についた砂利や草木はそのままにしていいの?

唇の傷口に砂利や草木などの異物が入り込み、傷口から見えていることがあります。
簡単に取れそうな大きめの異物は取り除いても構いませんが、基本的には傷口についた異物はそのままにしておいて大丈夫です。
麻酔なしで取り除くのはかなり痛いですし、無理に取り除こうとすると、かえって出血がひどくなるリスクがあるからです。

・何科を受診すればいいの?

唇のケガは、歯科を受診なさることをおすすめします。
歯科は、『歯』科ですから、歯だけをみているようなイメージかもしれませんが、唇や舌を含めたお口全体の専門家です。
ですから、唇のケガは歯科が専門診療科なのです。
唇のケガでは、歯や顎の骨にもダメージが及んでいることもあるので、歯科で総合的に診てもらってください。
もし近くに歯科クリニックがない場合は、耳鼻咽喉科や皮膚科、外科を探して応急的に処置をしてもらい、その後歯科クリニックを探すといいでしょう。

・溶ける糸で縫ってもらえますか?

唇に限らず、裂けたような傷は糸で縫い合わせて閉じるのが基本です。
このとき、溶ける糸で縫ってもらいたいとおっしゃる方がおられます。
普通の糸で縫うと抜糸が必要となりますから、抜糸が必要でない溶ける糸で縫ってもらいたいとお思いになるのも無理ない話です。
しかし、唇のケガはたとえ溶ける糸で縫ったとしても、抜糸が必要です。
なぜなら、溶ける糸は、溶ける糸という異物に対する身体の炎症反応を利用して溶けていくように作られているのですが、完全に溶けるまでに早いタイプで1ヶ月ほど、長いものでは数ヶ月という期間がかかるからです。
唇にこれほどの期間、糸を残していると見た目の点から良くないですし、その糸を通して唇が化膿してしまうリスクも生まれてしまいます。
こうした理由から溶ける糸で縫ったときも抜糸が必要となるので、溶ける糸で縫うメリットがありません。
したがって、唇のケガの治療は、普通の糸で縫うのです。
なお、唇のケガに限らず、お口の他の部分のケガも溶ける糸で縫うことは通常ありません。

・縫ってもらった後は毎日消毒する必要はありませんか?

糖尿病などの傷の治りに影響する病気を持っている方を含め、原則的に毎日消毒する必要はありません。
抜糸の予定日よりも早く糸が抜けることもありますが、自然に抜けたときは再縫合の必要がない場合が大半なので、あまり心配する必要はありません。
消毒の必要はありませんが、歯科医院から処方される抗菌薬などの薬は指示通りきちんと飲むようにしてください。

■荒れた唇が裂けて出血したとき

冬場に唇が乾燥したときに多いのですが、唇が荒れた経験をしたことありませんか?
唇が荒れると、お口を大きく開けて、唇が引っ張られるだけで容易に出血するようになります。
これはケガをして唇を切ったり、裂けたりしたわけではないのですが、じわりじわりと出血し続け、意外と血が出ることも珍しくありません。
そのようなときもまずは圧迫止血を行います。
きれいなガーゼで出血箇所を5分くらいしっかりと押さえてください。
ガーゼをとることで出血してくることもありますので、傷口にガーゼが張り付いているようなら、ガーゼを水で濡らしてから外すようにすると、かさぶたが剥がれにくくなります。

・唇が再び荒れて切れないようにするにはどうすればいいですか?


再び唇が裂けるのを防ぐためには、唇を荒れさせないこと、つまり乾燥させないことが大切です。
そこで、リップクリームなどを使って日常的に唇を保湿することをおすすめします。
このとき使うリップクリームは市販のリップクリームで十分です。あるいは、『プロペト』などの、白色ワセリンもオススメです。
中には、唇を舐めるくせのある方がいますが、唇を舐めるとかえって唇が荒れてしまいます。
乾燥しやすい時期でなくても、舐める癖があると唇はすぐに荒れてしまいます。
もし舐める癖があるなら、その癖は治すようにしてください。

■まとめ

今回は、唇をケガしたときの注意点などについてお話ししました。
①出血は圧迫止血で止める
②異物は無理の取り除く必要はない
③歯科で治療を受けることをおすすめする
④処方された薬はきちんと指示通りに飲む
これらの点を覚えておいていただければと思います。
2024年06月10日 06:26

『ブリッジと入れ歯治療』

8C08A59C-0756-4284-ABFC-9251D6AA2D75
『ブリッジ治療』


◻️ブリッジの良いところ

●「良い点」取り外す必要がなく、使い勝手がよい。

ブリッジの一番良い所は、取り外す必要がないので日常生活での使い勝手が良いことです。
また食事の時も、天然の歯とほとんど同じ様に咬むことができます。

◻️ブリッジの心配なところ

●「心配点❶」支えている歯に1.5倍の負担がかかり、根が折れたりする。

ブリッジは失った部分を、前後の歯で支えている構造です。そのために、支えている歯には1.5倍の負担がかかります。
特に神経を取っている歯は折れたりして抜歯になりやすいです。

●「心配点❷」健康な歯も大きく削るので歯の寿命が減る。

ブリッジをするには、健康な歯でも削る必要があります。虫歯ではないのに、大きな虫歯になった歯と同じ状況になります。
当然、歯の寿命が減ってしまいます。

・使い勝手は比較的良いのですが、支えている歯の負担が非常に大きいのがブリッジ治療です。
支えの歯の状態によっては注意が必要です。



『入れ歯治療』


◻️入れ歯の良いところ

●「良い点❶」歯をほとんど削らないで治療ができる。

入れ歯のバネがかかる部分の歯を少し削りますが、大きく削る必要はありません。

●「良い点❷」歯ぐきでも力を支えてくれる。

ブリッジは、前後の歯だけで力を支えています。ただ、入れ歯は歯ぐきでも力を支えてくれるので、周囲のバネを掛けている歯の負担は多少軽減します。

◻️入れ歯の心配なところ

●「心配点」見た目と使い勝手が悪い

入れ歯で多くの人が心配されるのが、やはり見た目と使い勝手です。
どうしても金属のバネが見えたりします。
また取り外し式である以上何かの拍子に外れることもあるのがデメリットだと思います。
人との外食の時が心配と言われる患者さんも多いです。

・入れ歯は残っている歯をほとんど削りませんが、日常の使い勝手が一番心配な点です。
ただ入れ歯を作ったけど使わないでそのままにしておくと、お口全体の大きなトラブルになるのでご注意ください。
2024年06月09日 20:13

『歯が抜けた時の3つの治療』

F6BC3BE3-01A9-41F2-BDB3-8B4F9D297EB3

◻️3つの治療法とは

①ブリッジ
ブリッジは失った部分の両隣の歯を削って3本以上の歯をかぶせ物で繋げる治療です。
文字通り、橋渡しにしている形となります。
抜けた部分の歯が多かったり、支えの歯の状態が悪いとブリッジ治療ができないケースがあります。
セメントで固定するので、日々の生活で取り外す必要はありません。

②入れ歯
入れ歯は、プラスチックで製作した歯や歯ぐきを装着する治療です。
残っている歯に金属のバネを掛けて固定をします。
取り外し式となっているため、
毎食後に外して洗う必要があります。

③インプラント
失った歯の部分にチタンの金属を入れて人工の歯の根をつくります。
そして、その上にかぶせ物をする治療です。
固定式のため、日常の生活で取り外す必要はありません。

抜けた歯の本数によってできる治療が異なってきます。また残っている歯の状態によっては、治療しても長く持たないケースもありますので、しっかり担当医とご相談ください。
2024年06月09日 19:47

『初めて歯が抜けた方へ』

210228D6-017F-4A16-8D57-8B665896C9FD

❶歯を失う時は突然くる?

◻️歯を失う原因とは?
歯を失う原因は大きく分けて二つあります。
一つは虫歯(破折含む)です。もう一つが歯周病です。この二つの病気が原因で、ほとんどの歯が抜けてしまいます。

◻️神経を取った最終ステージの歯が危ない!
虫歯になっても、治療をすれば痛みは治ります。
ただ、虫歯で失った部分は元には戻らないのです。当然、何回も虫歯になって治療を繰り返すと、どんどんご自身の歯が小さくなり、人工物が大きくなります。そして最後は抜歯になるのです。神経を取った最終ステージの歯は、抜歯の一歩手前なので注意が必要です。

◻️最終ステージの歯に起こる3つトラブルとは?
・神経を取った歯の最終ステージが危険なのには理由があります。
①根が脆くなっていて折れる
②根の深くまで虫歯になる
③根の先の骨が膿んでくる
これらが神経を取った歯によく起こるトラブルです。そして抜歯になる原因です。最終ステージの歯は注意が必要です。
・歯が抜ける時は突然きます。最終ステージの歯や歯周病の進行にご注意ください。

❷抜けたままでいる問題とは?

◻️他の歯に取り返しのつかない悪影響を起こす?
歯が抜けた後に患者さんが感じる問題としては
『歯が抜けて見た目が気になる。』『少し咬みづらくなった。』などが多いです。
もちろん前歯なら見た目が気になりますが、奥歯だと、しばらくすると咬めないのにも慣れたりします。ただ、他の歯に悪影響を及ぼす危険な問題が潜んでいるのです。

◻️『悪影響①』周囲の歯が倒れてくる。噛み合う歯が飛び出る。

歯は支え合ってバランスを保っています。
歯が抜けると、当然そのバランスが崩れます。
バランスが崩れてどうなるかと言うと、周囲の歯が倒れてくるのです。また咬み合っていた歯も咬み合う部分を失って歯が飛び出してきます。
これは、1年、2年と時間が経過すると徐々に起こってきます。ただ、進行がゆっくりなので、ご自身で気付くことはほとんどなく、数年後にレントゲン画像を見て、初めて気付かされる方が多いです。
問題は、倒れた歯は保険外の矯正治療することでしか元には戻せないことです。
矯正治療でも戻せないケースも多々あり、その際は歯を大きく削って被せ物で治療することになるので歯の寿命が極端に短くなります。

◻️『悪影響②』片方の歯で食べるようになり、顔の変化や歯が折れやすくなる。

利き腕がある様に、人によってかみ癖もあります。歯が抜けた部分を放置すると、無意識に反対側で咬む癖が起こります。
それによって何が起こるのでしょうか?
ひとつは片方ばかりで咬むので負担が2倍になります。神経を取っている歯は脆くなっているので、負担に耐えられずに折れてくる現象が起こります。もうひとつは顔の変化です。片方ばかりで食事をすることで、顔の筋肉の変化や顎の関節の変化が起こります。そして長期的には顔の見た目が、左右で変わってきたりします。

このような問題が起こってから、抜けた部分の治療をしても元には戻りません。
『見えないから良い』『咬めるから良い』と判断せずに、早めの治療が大切です。
2024年06月09日 18:59

『虫歯治療』

D6A41F26-5763-4EB4-BD7E-9C5FFBE12DDB
◻️虫歯を放置すると起こるリスク

・再発を繰り返す虫歯で最悪の場合抜歯も…
「痛みが出ていないから、まだ大丈夫・・・」
「長い間、歯科検診に行っていないけど、虫歯はないはず」と、実際に歯が欠けた時、痛みがでた時、詰め物が外れてしまった時しか歯科医院には行かないと言う方は少なくありません。また、虫歯は一度治したことのある歯なら、再発しないと思われている方も多いですが治療したことのある歯も、再度虫歯になります。
そして、虫歯は痛みが出ていなくても進行しています。痛みが出た時や、詰め物が外れてしまった時には、かなり進行してしまっていることもあります。
虫歯になってしまっても、初期なら治療回数も少なく簡単に修復することが可能ですが、虫歯が進行すれば治療回数も1回では終わらず、修復できるまでに時間もかかります。
永久歯(大人の歯)は、二度と生え変わることがないとても貴重なものですので、少しでも長く綺麗に保てるようにしっかりと治療とメンテナンスをしていく必要があります。

◻️虫歯について

・なぜ虫歯になるのか?
虫歯になってしまうのには4つの条件があり、それらが組み合わさった時に虫歯になると考えられています。
4つの条件は「歯の硬さなどの質」・「時間」・「糖分」・「細菌」です。
口の中に多く存在する細菌の中で「ミュータンス菌」が主な虫歯の原因菌です。ミュータンス菌が増えるとバイオフィルムと言われるネバネバした物質を歯の表面に作り、そこに他の細菌や虫歯菌が住みつき、どんどん増殖します。これが「歯垢(プラーク)」です。
飲食する度に歯垢(プラーク)の中の虫歯菌が、それらの中の糖質を栄養にして酸を作り出し、放出します。この酸が歯のエナメル質の中に浸透し、硬い歯が溶かされ柔らかくなった部分が虫歯です。柔らかくなった部分から虫歯菌が続々と歯の内部へと入り込み、放置する時間が長ければその分虫歯が進行していきます。

◻️虫歯の原因
①歯に残った糖分をミュータンス菌が摂取
②糖分を分解してプラークを作り出す
③ミュータンス菌が増殖し酸を生成
④酸がエナメル質を溶かして虫歯に

◻️虫歯の段階とその治療法

一言で虫歯と言っても虫歯には進行度により5段階に分かれ、段階が初期であるほど治療の負担や歯への負担も少なく済み、治療を先延ばしにすれば抜歯といった最悪のケースになることも…。

◻️CO初期虫歯 白濁や斑点

・症状
白濁や白斑が見られるが、ケアをきちんと行えば健康な状態の歯に戻すことが可能です。
・治療法
正しい歯磨き方法と再石灰化による自然治癒で、白濁を消失させ健康な歯を目指します。
フッ素塗布によって歯質を強くする処置を行なうこともあります。

◻️C1エナメル質が溶けた状態

・症状
歯の表面を覆うエナメル質の部分だけが虫歯の状態です。特に痛みなどがなく、気づかないことも。
・治療法
フッ素塗布やシーラント、正しい歯磨き方法の指導などの予防的処置を行います。
虫歯の進行が見られる場合は、虫歯部分を削って白い樹脂(プラスチック)を詰めます。治療は一回で済むことが多いです。

◻️C2象牙質まで虫歯が進行した状態

・症状
虫歯が象牙質まで進んで、歯の表面が黒く見えている状態です。一見小さくても、虫歯が中で拡がっていることも…。甘いものや冷たいもので痛みを伴うことがあります。
・治療法
虫歯部分を削り、虫歯の大きさによっては白い樹脂(プラスチック)を詰めるだけでは修復できないので、銀歯(保険治療)や金歯、セラミック(自費治療)の詰め物を入れて修復します。
隣の歯と隣接する面まで虫歯を削った場合、歯と歯の間の虫歯を削った場合はインレーと呼ばれる詰め物で修復します。治療回数は1歯につき2〜3回かかります。

◻️インレーによる修復法

・レジン(プラスチック)・金属・セラミックと材質の選択が可能です。

・詰め物の作製
虫歯部分を削り、穴の形を整えて型取りを行います。採得した型からインレーを製作。

・歯に装着
製作されたインレーを接着剤で、隙間なく歯に装着して完成です。

◻️C3歯髄(神経)まで虫歯が進行した状態


・症状
虫歯が歯の歯髄(神経)やその近くまで進行しています。神経の炎症状態で、ズキズキと強い痛みを伴います。
・治療法
神経を取り除く治療(根管治療)を行い、歯の土台を立ててその上に被せ物(クラウン)を被せます。被せ物は銀歯(保険治療)や金歯、セラミック(自費治療)などがあります。

・根管治療

感染した神経を特殊な器具を使って除去し、神経が入っていた管(根管)の洗浄・消毒を行います。
一度では綺麗にならない場合が多いので、この処置に数回の通院を要することが多いです。

・消毒後に充填剤を入れる
充填剤(薬剤)で密封
消毒が終わり、根管内が綺麗になったあと、充填剤(薬剤)などを入れて密閉します。
歯の神経がなくなった歯は再感染を起こしやすいので、薬剤で細菌や空気の入る余地をなくします。

・被せ物の装着
金属やレジンなどで土台を立ち上げます。
土台を形成したあと、型取りして作製した被せ物を装着して治療は終わりです。

◻️C4虫歯が更に進行し、歯髄(神経)が死んでしまった状態

・症状
虫歯が更に進行して神経が死んだ状態になり、痛みも感じなくなります。歯の根の先に膿が溜まることもあります。周りの歯への影響が出るので抜歯することになる可能性もあります。
・治療法
C3の時と同様、神経の治療で土台を立てて被せ物を装着する場合と、抜歯になる場合があります。
抜歯後は、入れ歯・インプラント、ブリッジなどの選択肢があります。

◻️虫歯予防のために定期的なメンテナンスを!
治療後もお口の継続管理で虫歯を予防
C3やC4の状態では根管治療を行うことになりますが、神経を除去したら、もう虫歯にはならないかと言うと決してそんなことはありません。一度神経を取った歯でも、再び歯の根の中で細菌感染を起こすことはあります。また、その状態を放置すると、根の先の骨まで細菌感染が拡がり炎症を起こします。それが酷い状態だと再治療は難しく抜歯しか治療法がなくなってしまうことも…。
最悪のケースにならないためにも、虫歯の症状が出たらすぐに歯科医院で治療を行いましょう。
また、歯科医院でのお口のクリーニングや定期検診で早期発見を心がけ、虫歯にならないように「予防」するためのケアをしっかり行うことが大切です。
2024年06月08日 21:38

『インプラントの費用やメンテナンス』

FA2674FF-9A91-47CC-B2DC-596CE04D6422
◻️インプラント治療費について

インプラント1本 平均40万円前後といわれています。

※ブリッジの場合はポンティック(真ん中のダミーの歯)の費用 10万円前後

・その他治療費に含まれるもの
インプラント相談料、分析、説明料
CT、X線等の撮影料、分析料
インプラントの保証
抜糸や型どり等の諸処置
投薬の薬代や消毒費用
治療中の仮歯や仮入れ歯
2人以上の歯科医でインプラント手術
軽度〜中等度の骨の再生費用
などがあります。

◻️インプラントの
メンテナンスについて

*メンテナンスで
長持ちするインプラントへ
インプラントを長持ちさせるためには毎日のブラッシングが必要ですが、その他に歯科医院でしか行えない、クリーニングとチェックの方法がございますので、年に2〜3回の定期検診を受けていただくことが多いです。

◻️メンテナンスチェック項目
・インプラント周囲の歯周炎の予防
・歯に変な力がかかってないか
・歯ブラシが的確に出来ているか
・インプラントを含めたトータルなバランスがとれているか

◻️インプラント治療後のメンテナンスが大切です!
インプラント治療後、
定期メンテナンスを受けて
いただけない方は、
保証対象外となることが多いのでご注意が必要です。
保証には定期的なメンテナンスが必須です。 調子が良くても定期的にお越し下さい。

定期的なメンテナンスを受けていてもインプラントのトラブルがあった場合、 使用期間に応じて修理、再製作をしてくれる事が多いです。
詳しくは担当医院にご相談した方がよいでしょう。
2024年06月08日 21:20

『インプラント』

22DAD125-97FA-41A8-A72F-B0BCD8D2F16B
◻️インプラント

歯を1本でも失えば食べ物がうまく咬めず食事を楽しめなかったり、自信を持って笑えないなど心身に悪影響を及ぼすことも…。
自然歯のような審美性・機能性を兼ね備えたインプラント治療で、歯を失う前と変わらない生活を取り戻すために

・歯を失っても
諦めないでください

*「第二の永久歯」でもう一度
咬める歯へ
歯を失った際の補綴治療として入れ歯やブリッジが一般的でしたが、最近では天然歯と変わらない見た目でしっかりものが咬めるインプラント治療が注目されています。
インプラント治療では歯を失った部分に人工歯根(小さなネジ)と人工歯を装着します。歯を失った部分のみで治療が完結するため周囲の歯に負担をかけないことがメリットな反面、外科手術が必要になるのでお口やお身体の状態によっては、適さない場合があります。

◻️インプラントの
メリット・デメリット

「インプラントをしてみたいけど、ちょっと不安・・・」
歯が抜けた部分に⼈⼯のネジを入れる治療と聞くと、誰でも不安になりますよね。それは当然だと思います。
メリットだけしか聞かずにインプラント治療を受けるのは危険です。
デメリットもしっかり理解したうえで、治療を受けられることをお勧めします。
メリットだけでなく、デメリットやリスクのご説明も行います!

◻️メリット

・天然の歯を削らずに治療できる
ブリッジなどの治療ですと、前後の歯を大きく削る必要があります。そのため、前後の歯の寿命が著しく短くなりますが、インプラントは前後の歯をまったく削る必要がないので、残っている歯にとっては負担がない治療です。

・周囲の歯に負担をかけない
これはとっても重要なことですが、入れ歯もブリッジも周囲の歯で支える構造なので、必ずその過剰な負担によって残っている歯の寿命が短くなります。その点、インプラントはあごの骨が支えるので、他の歯にまったく負担をかけません。

・見た目が天然の歯と同じようにキレイ
入れ歯だと銀歯、ブリッジだとバネが見えてしまいますが、セラミックのかぶせ物を入れるインプラントなら、天然の⻭と同じような⾃然な見た目になります。

・天然の歯と同じように強い力で咬める
天然の歯と同じように強い力で咬めるので、食事がとってもしやすいのが利点です。入れ歯の場合、強く咬むと沈むため、咬む力が天然の歯と比べて30%ほどまで低下します。

・治療後の違和感がほとんどない
入れ歯の場合、どうしてもお口の中で違和感が強くなります。
その点、インプラントは天然の歯と同じような咬み心地なので、ほとんど違和感がありません。

◻️デメリット

・保険適用外
歯科治療の多くは、材料を選ばなければ保険が適用されますが、インプラントの場合、例外なく保険が適用されません。
そのため、他の歯科治療と比べて費用がかかります。
「しっかり咬めるようになりたい」「残っている歯を長持ちさせたい」とお考えの方に適している治療法です。

・全身への影響から治療できない人もいる
インプラント治療は、顎の骨に人工のネジを入れる治療です。時間としては1時間程度で終わる治療ですが、糖尿病の状態が悪い方、心臓に持病のある方などには、全身への影響を考慮して治療できないケースがあります。
インプラント治療をご検討の際は、歯科の担当医だけでなく、内科の先生にも相談することをお勧めします。
2024年06月08日 20:58

ハピカ歯科クリニック

阪急伊丹駅 徒歩5分平日19時まで 土日祝診療
〒664-0857 兵庫県伊丹市行基町3-3
TEL:072-769-8722

ご予約はこちら

お電話でのお問い合わせ

診療時間
10:00-13:00
14:30-19:00

△…14:30-17:00 休診日火曜日